いいー質問です
5Gとは5ジェネレーションの略 で第5世代という意味で
今までより更に高い周波数を使います スピードの単位ではありません
日本では5GはSub6(サブシックス)という
6GHz未満の3.7GHz(n77)と4.5GHz帯(n79)
と更にずっと上の
28GHz帯(n257)も割り当てられています
電波的には 高周波になるほど扱いにくいです
具体的には
計算通りアンテナを作っても飛ばない 調整が難しい
電力を送っても遠くまで飛ばない バッテリ消費が早い
コンクリートやエレベータの中など貫通しない(吸収される)
そう携帯電話としてはダメダメなんです
ワールドワイドでも調整が必要で
当然扱い易い電波帯から埋まっていくので そこしか割り当てられる広帯域は残っていない
・でどうなの?
Sub6(サブシックス)の3.4GHzと4.5GHz帯は基地局をいまの4倍に増やせばカバーできると思います
28GHz帯はより光に近い性質なので電柱に50m置きに設置したりスタジアムやコンサート会場の壁や天井へ設置しても
その100m以内ぐらいしか飛びません コンクリートや木の壁があるときっと貫通しません
イベント会場などでは効果は大きいと思います
急いで高額な端末を購入する必要はありません5Gエリアが少しは広がる、2年か3年後で十分でしょう
・いいこともあります
各キャリアの宣伝通り
4K8Kの動画が見れたり
低遅延で多くの人が同時に接続できる
アンテナ(基地局)が小さくできる
5G利用者が増えれば4Gの電波帯が空くので速くなる
・各社の5Gのイメージ
au
https://www.soumu.go.jp/main_content/000536169.pdf
ドコモ
https://www.soumu.go.jp/main_content/000549664.pdf
SoftBank
https://www.soumu.go.jp/main_content/000549666.pdf
まずは都市部から使えるようになりますが
窓際や屋外しか当面5Gのみでは繋がらないかもしれません
5GHz基地局のみをNR(NewRadio)のSAモード(スタンドアローン)
5GHzNR基地局と4G基地局の組み合わせのNSAモード(ノンスタンドアローン)
と呼びNSAでが使われる思います
各キャリアは膨大な金額を使い基地局を建て整備や点検をしています
ちなみに1
携帯電話のメインの周波数は2.1GHzです
もっと繋がるプラチナは700MHz等
WiMAX2+は2.5GHz帯です
周波数が低いほど遠くまで飛ぶので高級で
しかも帯域も広く取れない(多くの回線が取れない)ので更に価値も高い
高級な電波は公共性のあり多くの人に役立つ所へ免許を与えられています
AMラジオ FMラジオ TV 防災、消防、警察無線など
ちなみに2
誰も悪くないのですが
GHz(周波数)と G(ジェネレーション)を同じ G なのが間違いの元
更に GB(ギガバイト)まで同じ G
少し脱線しますが B(バイト) b(ビット)も同じBなのも 間違いの元
大文字Bは主に容量 RAMが3GB(ギガバイト)
小文字bは主に速さ 30Mbps(メガビットパーセカンド)
で使います
また01ゼロ イチのデジタルの世界で8ビット=1バイトです
スマホでは多く使われる言葉です
単位は正しく理解して正しく発声や表記しないと間違いの元です
ざっくり書きましたがもっと奥が深いんです、私も勉強中です
ますます面白くなるモバイルデータ通信です